デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

デルタ × アメックス

デルタ航空を利用する旅行者にうってつけのカードをアメリカンエキスプレスが発行しているのをご存知でしょうか。
「デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」といいます。
飛行機に頻繁に乗る人はもちろん、たまにしか乗らない人も持っておくといろいろいいことがある一枚です。

もともと旅行者向きの特典が多いアメリカン・エキスプレスですが、デルタ航空に特化することでさらに手厚いサービスが付帯しています。

さまざまな特典がついています

入会するだけで様々なサービスがついてくるのがデルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードです。

スカイマイル

カード利用100円につき、スカイマイル1マイルが貯まります。有無を言わさずマイルになるので、面倒な手続きや高い移行手数料などは必要ありません。
また、入会・継続時やデルタ航空利用時など、いたるところで数千マイル、数万マイルのボーナスが付きます。
他にもデルタ航空での航空券の直接購入やカードの高額利用など、マイルが知らないうちに増えていることでしょう。

メダリオン会員資格「ゴールドメダリオン」

もうひとつの目玉の特典が「ゴールドメダリオン」の資格です。
通常、デルタ航空を頻繁に利用するスカイマイル会員が取得できる上級会員資格「ゴールドメダリオン」を入会するだけで付与する大盤振る舞いです。

ゴールドメダリオンに与えられる特典は「優先チェックイン」「スカイチーム・ラウンジの利用権」「優先搭乗」「優先手荷物取扱い」と盛りだくさんです。
しかも搭乗クラスによらず、エコノミー利用であってもこのサービスが受けられるというのが嬉しい点です。
デルタ航空を利用するのであれば、ぜひチェックしておきたいポイントです。

トラベルサービス

もともと旅行者向けの手厚いサービスのアメックスですので、この点ももちろんぬかりはありません。
カードラウンジはもちろんスカイチームラウンジも同伴者1名まで無料で利用できます。

その他にも「手荷物無料宅配サービス」「エアポート・ミール」「無料ポーターサービス」などうれしい特典が盛り沢山です。

大事なことなのでもう一度言います。これらのサービスが、カード入会だけで受けられるのです。

 ボーナスマイルあれこれ

100円で1マイルとマイルがたまりやすいのはもちろんのこと、いたるところでボーナスマイルが付与されます。

• 入会時8,000マイル
• 継続時3,000マイル
• デルタ航空への支払いで3倍マイル
• 100万円利用ごとに5,000マイル(しかもメダリオン会員資格取得必要マイルに加算)
• 海外でのカード利用で1.25倍マイル
• 入会6ヶ月以内の初回デルタ航空利用にエコノミー10,000マイル、ビジネス25,000マイル

仮に入会6ヶ月以内にデルタエコノミーを利用し、年間200万円決済し、翌年継続したとすると、

8,000マイル+10,000マイル+5,000マイルx2+3,000マイル=31,000マイル

試算額はボーナスマイルだけですので、これに通常のフライト利用マイル、カード決済マイルも加算されれば、初年度は40,000マイル以上となります。

どれくらいマイルに差が付くのか

では、カードを持っている人と持っていない人でどれくらいの差が付くのでしょうか?
モデルケースとして、年間200万円を決済+デルタ航空でハワイ往復($700)したと仮定して試算してみます。

このケースですと、10倍のマイルを獲得できる結果となりました。
あくまで、このモデルケースの場合ですが、10倍以上のマイルを獲得できる可能性もあることがわかりました。

ゴールドメダリオン=スカーチーム エリート・プラス

「ゴールドメダリオン」会員資格の隠れた特典が、スカイチーム エリート・プラスの会員資格です。
ゴールドメダリオンの資格が取得できると自動的にスカイチームの上級資格である、エリート・プラスが付与されます。
これにより世界各地のスカイチームラウンジの無料利用など様々な特典が受けられます。

このような太っ腹のサービスの背景には、デルタ航空が加盟するスカイチームに日系の航空会社がないというのが理由のひとつと考えられます。
スターアライアンスのユナイテッド航空、ワンワールドのアメリカン航空と日本-アメリカ路線でのライバルの存在がこの充実したサービスの大きな理由となっています。

スカイチームについてはこちらにまとめました。
「スカイチームまとめ」

通常は地下鉄並みにエアラインを利用しないと獲得できない資格なのですが、カードに入会するだけで資格が得られるのは、すばらしい特典ですね。

デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード

どこかの議員さんは言いました。「二番じゃだめなんですか?」と。
でも、デルタ アメックスの場合は「ゴールド・カード」じゃないとだめなんです。

確かに年会費は半額以下になるのですが、サービス内容を比べてみると中途半端感が否めません。

• シルバーメダリオン会員資格
• スカイチーム・エリート資格
• デルタ航空への支払いで２倍マイル
• ボーナスマイルが$1あたり+２マイル
• 各種ボーナスマイル

特に注目したいのが、シルバーメダリオン会員資格です。
同じメダリオン会員でもシルバーとゴールドではサービス内容が格段に違います。
シルバーではゴールドと違って、搭乗クラスによらないエアラインラウンジ(デルタスカイクラブ)への無料アクセス権がありません。
また、スカイチーム上級会員のクラスも異なるので、スカイチームラウンジも同様です。

この点だけでも、会費の差額の価値はあるのではないでしょうか。

デルタ アメックスはこんな人におすすめ

様々な特典が受けられるデルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードですが、年会費は26,000円(+消費税)と安くはありません。
入会するのであれば、自分に合っているサービス内容なのかを適切に判断する必要がありますね。

特におすすめしたいのは、以下のような人達です。

• 年に１回は海外へ旅行に行く方
• マイルがよく期限切れになる方
• 国内で頻繁に飛行機に乗られる方
• 航空券は安く、宿泊は豪華にしたい派の方

これのいずれかに当てはまるかどうかをカードの入会の目安にして良いと思います。

一例ですが、成田-ホノルル間のメインキャビンとデルタ コンフォートプラスの価格差が2万円前後ですので、往復アップグレードできれば十分元はとれます。
その他にもデルタ・スカイクラブの1回利用権が$59ですので、同伴者と2名の往復利用で$236となります。
また、都市伝説レベルの話ですが、ビジネスへのインボラアップグレードの確率も高まるとか高まらないとか…

というわけで、デルタ航空を利用するのであれば必携と断言してよいカードです。

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