デルタ・アメックス ゴールドとクラシック(グリーン)どちらを選ぶべき?

「デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス」はアメックスが発行するデルタ航空との提携カードです。

「デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」と「デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード」の2種類があり、ゴールドカードの方が年会費が高いですが、すべての特典においてワンランク上のサービス内容となっています。

デルタ・アメックス 2種類の特徴を比較

2つのカードを主要な8項目で比較してみました。

年会費が倍以上するとあって、各サービスにおいてゴールドに軍配が上がります。続いて、いくつかの特典について詳しく見ていきたいと思います。

マイル

デルタ・アメックスの基本的な特徴は、カード利用でポイントではなく、直接スカイマイルが貯まるということです。100円につき1マイルが付与されます。また、いくつかの条件下ではさらにボーナスマイルがつきます。

まず、海外でのショッピングなど決済に利用すると獲得マイルが、ゴールドの場合は通常の1.5倍、クラシックの場合は1.3倍となります。海外旅行などでの支払いはもちろんですが、海外のネットショップも対象となりますので、

さらに、デルタ航空へお支払いにデルタ・アメックスを使用すると、ゴールドは3倍、クラシックは2倍の獲得率となります。

また、入会ボーナスや契約更新ボーナスなど、数千マイル単位でもらえるボーナスが盛りだくさんのサービス内容となっています。

ゴールドメダリオン

デルタ・アメックス ゴールドがクラシックよりも最も優位と言える点が、保有しているだけでデルタ航空の上級会員資格「ゴールドメダリオン」が提供されることと言ってもよいでしょう。

エアライン ラウンジ

ゴールドメダリオン有資格者は、世界に約600ヶ所以上あるスカイチーム ラウンジを、カード会員本人と同伴者1名まで無料で利用できます。もちろんデルタスカイクラブも対象です。国内なら成田国際空港第1ターミナル第2サテライトにあります。

スカイ・プライオリティ

スカイチーム加盟航空会社のフライトでの各種手続き(チェックイン・搭乗・手荷物受け取りなど)を優先的に行うことができる特典です。エコノミークラスの大行列を横目に鼻歌交じりで手続きができます。

座席クラスの無償アップグレード

エコノミークラスから、ファーストクラス(アメリカ国内線の上位クラス)またはデルタ・コンフォートプラスへの無償アップグレードが可能です。ゴールドメダリオン会員の場合、出発の72時間前に空席があれば無料でアップグレードできます。

トラベル・サポート

旅行で役立つサービスが充実しているのも、アメリカン・エクスプレスの特徴です。

エアポート送迎サービス

H.I.S. アメリカン・エキスプレス・トラベル・サービスで国際線航空券または海外パッケージ・ツアーを購入した場合、提携タクシー会社の車をチャーターし、利用可能地域内の指定場所から空港間の送迎を割安の定額料金で提供してくれるサービスです。

対象の空港は成田国際空港、関西国際空港、中部国際空港の3つで、一例ですが、成田から東京23区内を10,000円でで送迎してくれます。しかも、消費税、高速料金、迎車手数料、深夜早朝割増料金を含むジャストプライスになっています。

普通にタクシーを借りるよりもリーズナブルですし、複数人で乗ればエアポート特急を使うよりも安く上がるかもしれません。

空港ラウンジ

航空会社のラウンジではありませんが、いわゆる国内外30ヶ所の空港にあるラウンジを無料で利用できます。ゴールドの場合は同伴者1名も無料になります。

旅行予約サイト

delta.comでのデルタ航空カード利用ボーナスマイルが3倍となります(クラシックでは2倍)。ホテルやレンタカーの予約も可能ですので、大量マイル獲得も可能です。

京都観光ラウンジ

高台寺の圓徳院にある「京都特別観光ラウンジ」を無料で利用できます。同伴者3名まで利用可能です。

グルメ・エンタメ

ゴールド・ワインクラブ、コットン・クラブ、新国立劇場での特典がゴールドカードのみのサービスとなっています。接待にも使えそうな内容ですね。

ゴールド or クラシック

年会費は倍以上かかりますが、ゴールドの特典はそれに見合った価値を生み出すことが可能です。特に、海外旅行へ多く行く人やとにかくマイルを溜めまくりたい人、ツアーなどでデルタ航空によく乗る人にはゴールドがおすすめです。

あえて、クラシックを選ぶとすれば、費用を押さえたい人やひとり旅が多い人といったところでしょうか。

参考になれば幸いです。