デルタ航空は6月17日より、「デルタ・ワン スイート」及び「デルタ・プレミアムセレクト」の販売を開始しました。
2つの新座席は2017年秋に導入さられるエアバスA350の初フライトとなる、2017年10月30日のデトロイト(DTW) – 成田(NRT)間でデビューします。
デルタ航空は米国でエアバスA350を最初に納品された航空会社となり、機上体験を向上するために設計された優れた燃費と顧客フレンドリーな機能を提供します
「デルタ・ワン スイート」及び「デルタ・プレミアムセレクト」はデトロイト – 成田間に次いで、2017年11月16日以降のデトロイト – インチョン(ICN)間、2018年1月17日以降のデトロイト – 北京(PEK)間の一部で販売が開始されます。
これらの機能強化は、新しい座席、無料のエンターテインメントを備えたシートバックエンターテイメントシステム、大容量オーバーヘッドビン、ほぼすべてのフライトでWi-Fiへのアクセスを含むキャビン近代化プログラムを含む、数十億ドルの顧客エクスペリエンスへの投資の一部です。デルタワンでのシェフ監修の食事、季節のワインプログラム、デルタワン&ファーストクラスのアレッシーデザインのサービスウェアコレクションなどを用意しています。
A350型機材に導入されたのち、デルタ・ワン スイートはBoeing777型機材にも順次導入される予定です。
デルタ・ワン スイートとデルタ・プレミアムセレクトをおさらい
8年以上の運用実績があるデルタ・ワンのサービスを発展させた、「デルタ・ワン スイート」と「デルタ・プレミアムセレクト」のサービス内容をあらためて見てみましょう。
デルタ・ワン スイート
- 全個室に十分な高さを持つドアを装備
- 中央席にプライバシーを考慮した可動式の仕切り
- 個室内の調整可能な環境光風の照明
- 靴、ヘッドフォン、PCのための専用の収納
- 現代的なデザインの高級感のある内装
- 形状記憶機能付きの快適なクッション
- クラス最大の18インチの高解像度エンターテインメントモニター
- 全座席にユニバーサル電源と高性能USDボート
この他にも、デルタ・ワンの標準サービスにもある、シェフ監修の料理、マスターソムリエ「アンドレア・ロビンソン」氏によるワイン・ペアリング、ウェスティン・ヘブンリーの機内用寝具、ノイズキャンセリング機能つき「LSTN」ヘッドフォン、キールズのスキンケアキットが入ったTUMIケース入りのアメニティキット、機内用ラウンジウェアが提供されます。
デルタ・プレミアムセレクト
- 最大38インチのシートピッチ、最大19インチのシート幅、最大7インチのリクライニングと個人スペースはゆとりのある設計
- 可動式のレッグレストとヘッドレストを装備
- ウェスティン・ヘブンリーの機内用ブランケットと枕、マリン・アンド・ゴッツの製品が入ったTUMIケース入りのアメニティキット、ノイズキャンセリング機能つき「LSTN」ヘッドフォン
- 離陸前のドリンクサービスおよび、デルタ航空用に特別にデザインされたアレッシィの食器でサーブされる、季節ごとのお食事メニュー
- クラス最大級の13.3インチの高解像度スクリーンを装備し、映画、ショウ、ゲームなど業界随一のコンテンツ量を誇る無料の「デルタ・スタジオ」を、ノイズキャンセリングヘッドフォンで楽しめます
- 小型・大型電子機器用の電源と設置用スペース
- 優先チェックイン、優先保安検査、優先搭乗、預け入れ手荷物の優先取り扱いを含む「スカイ・プライオリティ」サービス
気になるお値段は?
2017年最後に気になるお値段ですが、デルタ航空の公式サイトで2018年1月後半のフライトを検索してみました。
デルタ・ワン スイートの1月の最安値は297,270円と、30万円を切る価格でした。
これまでのデルタ・ワンと変わらない値段設定です。
座席の豪華さを考えるとお得感すらありますね。
デルタ・プレミアムセレクトは、191,670円とこちらは20万円を切る日もあります。
メインキャビンの3倍以上にはなりますが、サービスを考えると良心的な価格ではないでしょうか。
運行路線は順次増えていくということですので、ますますデルタ航空から目が離せないですね。