トランスファーマイルとは?
デルタ航空の「トランスファーマイル」は、マイルを自分の口座から他の口座へ移すことができるサービスです。
各社似たようなサービスはありますが、デルタ航空のトランスファーマイルでは誰にでもマイルを移行できるという特徴があります。
また、「ギフトマイル」という似たようなサービスも行っていますが、マイルを移行できるという点に関しては同じです。
トランスファーマイルとギフトマイルの違いは?
似たようなサービスのトランスファーマイルとギフトマイルですが、手数料や年間の移行上限に違いがあります。
トランスファーマイル | ギフトマイル | |
---|---|---|
受入マイル上限(年間) | 300,000マイル | 60,000マイル |
移行マイル上限(年間) | 150,000マイル | – |
手続き1回あたりのマイル下限 | 1,000マイル | 2,000マイル |
手続き1回あたりマイル上限 | 30,000マイル | 60,000マイル |
手続き単位 | 1,000マイル | 2,000マイル |
移行に要する期間 | 即日 | 即日 |
手続き1回あたりの最大移行人数 | 4人 | 4人 |
1マイル当たりの料金 | $0.010 | $0.035 |
処理手数料 | $30.00 | – |
なぜか区別されているこれらのサービスですが、手数料体系や各種上限マイルが異なっています。
手数料だけで比較すれば、1,200マイル未満の移行・譲渡であればギフトマイルのがお得になっています。
また、両方合わせると年間で360,000マイルの移行が可能です。
仮に10,000マイルをトランスファーマイルで移行したとすると、$130かかります。
$1=100円の為替レートであれば、1マイルあたり1.3円ですからマイルを購入する(バイマイル)よりかなり費用を抑えられます。
身近に死蔵しているマイルがあるのであれば、移行してもよいのではないでしょうか。
ボーナスマイルキャンペーン
最近はお目にかからないのですが、2011年頃までトランスファーマイルで移行したマイルに100%ボーナスがつくというキャンペーンを実施することがありました。
たとえば、手元の10,000マイルをトランスファーマイルで往復させると、40,000マイルになるという魔法のようなキャンペーンです。
このとき手数料は$100(往路)+$30(往路手数料)+$200(復路)+$30(往路手数料)の合計$360となります。
単純に30,000マイルを移行するよりは高いのですが、何もないところからマイルを生み出せるわけですし、バイマイルよりは遥かにお得です。
このところ見かけませんので、もうやめてしまったのでしょうか。
トランスファーマイル、バイマイルをうまく使って効率よく特典航空券を獲得したいですね。