ニッポン 500 マイル・キャンペーン

デルタ航空は日本国内のフライトを対象に、マイルを付与する「ニッポン 500 マイル・キャンペーン」を行っています。
もともとはノースウエスト航空が2005年から行っていたキャンペーンで、すでに10回以上延長されています。

キャンペーンの概要は、すべての日本国内線の1フライトにつき500スカイマイルを獲得することができる、というものです。
JAL(日本航空)、ANA(全日空)、スカイマークなど日本国内線であれば、すべての航空会社、路線、クラスへの搭乗が確認できればでマイルが付与されます。
さらに国内であれば、ピーチ、ジェットスター、バニラエアなどのLCCも対象となるので、マイレージプログラムのない航空会社でもマイルを貯めることができます。

これは、ユナイテッド航空(スターアライアンス)-ANA、アメリカン航空(ワンワールド)-JALのような日系の提携先を持たないデルタ航空(スカイチーム)が、アドバンテージを埋めるために採っている戦略という説が有力です。

開催期間、参加方法、制限

現在のキャンペーンは、2016年4月1日から2017年3月31日までの期間限定となっています。
ただ、昨年も同一期間で開催されていたことから、しばらくは続く可能性があります。

簡単な手続き(FAXか郵送)で、1区間のフライトにつき500スカイマイルが獲得できます。
普通に旅行であれば往復するので、1,000マイルの獲得となりますし、複数区間の利用であれば区間分だけ対象になりますので、一度に2,000マイル以上も獲得可能になります。

残念ながら年間の獲得上限があり、スカイマイル・メダリオン会員であれば、最大40フライト分(合計20,000マイル)まで、スカイマイル一般会員は、最大10フライト分(合計5,000ボーナスマイル)までのマイルを獲得できます。
5,000マイルだと少し少ない気もしますが、アメリカンエキスプレスカードなどの提携カードの契約で上級会員の権利を手に入れてもらいたいという意図もあるのかもしれませんね。

上級会員の資格が付与されるカードについてはこちらで紹介しています。
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

20,000マイルの使い道は

そして、20,000マイルで利用できる特典というと、

  • 韓国往復航空券(15,000マイル)
  • スカイマークエアラインズの特典航空券
  • JTB旅行券(10,000マイル=10,000円分)

などがあります。
他にも寄付や、座席のアップグレードなどにも使えます。

ANA派、JAL派の人も自社マイルとは別でもらえるこのキャンペーンで、有効期限のないスカイマイルを貯めてはいかがでしょうか。